[基原]ショウガ科のウコン
[薬能・薬理作用]
○気滞とお血を共に改善し、ゆううつ・抑うつ・いらいらなどの情緒不安定(肝気鬱結)などの症状を安定させる効果がある。利胆薬として肝疾患に用いられ、芳香性健胃薬としても使用される。
○黄色色素クルクミン(curcumin)およびその類縁物質には、抗炎症作用・抗酸化作用などの薬理作用が報告されており、ガン予防効果が指摘されている。
[常用量/日]3- 9g
ガン予防(20)参照:
ウコンに含まれるクルクミンは抗酸化作用と抗炎症作用によってガンを予防する。